日本の政治は変わったか?変わるのか?

 見出しの講座を受講して

 有権者の意識と投票行動をとおして日本の民主主義について考えると民主主義のポイントは「政府の機能」「政治参加」「政治文化・市民の自由」の3項目である。

 しかし日本は「政治参加」の項目で低評価である。理由は投票率が低くく、女性の大臣が少ないこと等である。

          英国・Economist

 日本での投票率の低下は政治不信によるものである。それは55年体制崩壊(1993年〜):自民分裂・非自民連立→与党不信や、政党の離合集散→政党不信、政治システム不信。2009年〜民主党政権による与党不信や、与党分裂・第3極等政党不信である。

 1993年、2009年以降の政治不信はおなじである。つまり与党、与野党・新党、全てダメによる投票率の低下である。

 今後投票に影響を与えるのは、選挙における争点であり、特に支持なし層への影響が大である。では何が争点か。「有権者に興味があるか」「選択肢があるかどうか(過去の消費税、郵政民営化)」などである。この「何が争点か」が争点であり、今の野党は与党に対立争点を示さなければならない。

 なお、無党派層には「無関心層」1/3と選挙に行く「積極的無党派層」がある。