「権威主義化する民主主義」講座を受講

 現在の米中対立時代は、まさに「トゥキディデスの罠(米国政治学者 アリソン)」の時代ではないか。従来の覇権国・米国と台頭する新興国・中国が、戦争が不可避な状態にまで衝突する危険性がある。(過去500年の覇権争い16件のうち12件、75%が戦争に至っている。)

   民主主義が権威主義化する中、民主主義の課題と可能性を理解し、良い方向に活かす努力が必要である。

 国際協調のためには民主主義の「制度」ではなく、民主主義の「理念」である自由・平等・透明性・熟議民主主義や少数派への配慮を捉え直す努力が必要である。

   講演 大学講師 大澤 傑(元防衛省防衛大学   校総合安全保障研究所 研究員)